抄録 症例は 43 歳, 男性. 発作性心房細動に対し 2007 年 12 月に肺静脈隔離術 (PVI) を施行した.
以後, ベプリジル 200mg を処方されたが, 3 カ月後から自己中断していた. 2009 年 6 月 1 日 …

We report 2 patients with spontaneous esophageal rupture with pyothorax and mediastinitis
treated by transhiatal thoracic drainage under median phrenotomy. Case 1: A 77-year-old …

Background: Atrioesophageal fistula (AEF) is a rare complication after pulmonary vein
isolation (PVI). Symptoms are often non-specific and a high index of suspicion is required to …

特発性食道破裂に対し, 横隔膜正中切開による経食道裂孔的手術を施行したので報告する. 症例は
45 歳, 男性. 嘔吐後の背部痛を主訴に近医受診, CT にて下行大動脈瘤破裂が疑われ当院心臓 …

抄録 患者は 61 歳, 男性. 近医より嚥下困難・低酸素血症のため, 当院へ救急搬送された. 胸部 CT
検査で気管支および食道を圧排する歪な形態の胸部下行大動脈瘤を認め, 感染性大動脈瘤の診断 …

内視鏡的食道静脈瘤硬化療法 (以下, 硬化療法) 後に合併した食道気管支瘻を,
内視鏡を用いた保存的治療で治癒せしめた. 症例は, 55 歳男性. 肝硬変症に随伴する食道静脈瘤 …

抄録 教室において経験した特発性食道破裂 34 例を対象として診断および治療成績と治療戦略
について検討した. 全例が嘔吐後の発症で主訴は胸背部痛が多かった. 初診時正診率は 55.9 …

胸部大動脈瘤手術に起因する食道穿通なども含め胸部大動脈瘤食道瘻の報告は散見されるが,
極めて救命困難である. たとえ救命できても, 人工血管感染を主原因とし長期予後が期待できないの …

Aims Transmural thermal injury (TTI), such as oesophageal erosion/ulcer and
perioesophageal nerve injury leading to gastric hypomotility, is an important complication …

抄録 大胸筋皮弁で修復した食道癌救済手術後遅発性縫合不全の 1 例を経験したので報告する.
症例は 62 歳の男性で, 2004 年に胸部食道癌に対する根治的化学放射線療法後の遺残に対し …