小児医療施設従事者における百日咳事例と三種混合ワクチン接種の現状

吉田美智子, 庄司健介, 菅原美絵, 宮入烈 - 日本環境感染学会誌, 2022 - jstage.jst.go.jp
抄録 近年, 本邦では百日咳症例において青年層・成人の割合が増加し, 感染時に重症化する可能
性がある新生児や乳児への伝播が懸念される. 青年層・成人に対する百日咳含有ワクチンの追加 …

医療従事者におけるDTaP 接種後の経時的百日咳抗体保有状況の評価と追加接種時期の検討

伏見華奈, 池ヶ谷佳寿子, 土屋憲, 齋藤敦子… - 日本環境感染学会 …, 2021 - jstage.jst.go.jp
抄録 当院は, 乳児への百日咳感染の伝播を防ぐため, 2012 年から小児科と産婦人科の医療従事
者は在籍時に DTaP (Diphtheria Tetanus acellular Pertussis) の接種とその前後で百日咳抗体 …

成人におけるジフテリア・百日咳・破傷風(DPT) 3 種混合ワクチン0.2 ml 接種の百日咳抗体への効果

柳澤如樹, 髙山直秀, 菅沼明彦 - 感染症学雑誌, 2009 - jstage.jst.go.jp
抄録 ジフテリア・百日咳・破傷風 3 種混合 (DPT) ワクチン接種の普及により, 百日咳は乳幼児の間
では既に稀な疾患となっているが, 欧米で 10 代から若年成人での発生増加がみられ …

[PDF][PDF] 日本における小中学生の百日咳集団感染

康井洋介 - 慶應保健研究, 2020 - hcc.keio.ac.jp
百日咳は, 本邦では 2018 (平成 30) 年 1 月から原則として検査診断に基づく成人を含む全数把握
疾患に変更された. 2018 年に報告された百日咳患者は 11,190 例であり, サーベイランス報告から …

わが国の小児科担当医療従事者における百日咳・ジフテリア菌の感染リスク評価

蒲地一成, 遠藤美代子, 小宮貴子, 豊泉裕美, 八柳潤… - 感染症学雑誌, 2007 - jstage.jst.go.jp
抄録 医療従事者から乳幼児への百日咳・ジフテリア菌の感染リスクを評価するため,
わが国の小児科担当医療従事者を対象に両菌の保菌ならびに抗体保有状況を調査した. 調査は …

百日咳コンポーネントワクチンの百日咳感染防禦能

齋藤剛, 赤松高之, 青山辰夫, 岩井英人, 権田隆明… - 感染症学雑誌, 1990 - jstage.jst.go.jp
抄録 百日咳の施設内流行をみた乳児院に在籍する生後 6 ヵ月以上 36 ヵ月以下の乳幼児 19 名を
DPT ワクチン接種群と未接種群に分けて百日咳コンポーネントワクチンの効果を prospective …

妊婦および新生児臍帯静脈血における百日咳菌抗体保有率の評価~ 妊娠前・妊娠中のDTaP ワクチン導入にむけて~

羅ことい - jstage.jst.go.jp
[目的] 近年, 重症百日咳感染症の発症率は小児期全体では減少しているが,
新生児期の発生は相対的に増加しており, この年齢層での感染防御能力の強化が社会的に重要で …

百日咳院内感染対策の必要性

原永修作, 佐久川廣美, 比嘉太, 健山正男, 藤田次郎 - 環境感染, 2007 - jlc.jst.go.jp
成人の百日咳症例おいてはまだその認識が薄く, 院内感染対策もあまり実施されていないのが現状
と思われる. 今回, 我々は百日咳の院内暴露と考えられる事例を複数回経験した. CDC …

DTP 三種混合ワクチン定期接種を受けた若年成人女性のジフテリア, 百日咳, 破傷風に対する抗体保有状況

目野郁子, 岡田賢司, 山口優子, 諸熊一則, 大隈邦夫… - 感染症学雑誌, 2000 - jstage.jst.go.jp
抄録 乳幼児期に全菌体百日咳を含むジフテリア・破傷風・百日咳混合ワクチン (DTwP)
の定期接種を受けた若年成人女性 84 名を対象にジフテリア, 破傷風および百日咳に対する抗体 …

妊婦および臍帯静脈血における百日咳菌抗体保有率の評価~ 妊娠前・妊娠中のDTaP ワクチン導入にむけて~

羅ことい - 周産期学シンポジウム抄録集第41 回, 2023 - jstage.jst.go.jp
要旨 近年, 重症百日咳感染症の発症率は小児期全体では減少しているが, 新生児期の発症は相対
的に増加しており, この年齢層での感染防御能力の強化が社会的に重要である …